- かいがね
- I
かいがね【甲斐ヶ嶺】甲斐国(山梨県)の山。 富士山または赤石山脈の支脈という。 一節に白根山。 ((歌枕))IIかいがね【胛】肩胛骨(ケンコウコツ)。 かいがらぼね。III
「~より乳の下へかけずふつと射とほさるると思ひて/太平記 33」
かいがね【貝鐘・貝鉦】法螺貝(ホラガイ)と鉦(カネ)・鐘など金属打楽器の類。 寺院の行事や戦場での合図のために鳴らすもの。「那智新宮大衆, 軍に勝て~を鳴し/盛衰記 13」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.